平成27年2月15日、銀座インターネットフォーラムにて、昨年12月の第13回学生囲碁王座戦を制した
丹羽隼也さん（慶應義塾大学）と、村川大介王座が対戦する学生囲碁王座戦特別記念対局がおこなわれました。
この対局は、プロの王座と学生王座が対局するという企画です。
村川大介王座（白）―丹羽隼也学生王座(黒)
自由置碁2子局 1目半コミ出し 白番13目半勝ち
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対局は自由置き碁2子、逆コミ1目半、持ち時間は1時間と1手30秒である。
過去の通算結果は学生側の四勝四敗となっている。
序盤は黒にとって良い展開。白番から見て左上はタイトル戦でもあった別れ。左辺の戦いで白が得をし、接近したが形勢はまだ黒が良い。
黒56のハネはサガりのが冷静だったと丹羽さん。
中盤以降は白が中央でまた得をし、村川王座の248手完13目半勝ちという結果になった。
丹羽学生王座の感想
「トップ棋士と初めて対局できて嬉しかったです。対局では序盤の流れは良かったのですが、途中から一気に弱気になってしまいました。」
また、世界学生囲碁王座戦の抱負として「強い相手がたくさんいると思いますが、力の限り戦いたいと思います。」と語った。
村川王座は、「序盤はうまく差が詰まらず、無理気味の勝負手を打っていった。なんとか勝ててよかった。」と語った。
対局終了後、村川大介王座から丹羽隼也学生王座へサイン入り色紙が送られた。
今回の対局は、日本経済新聞社HP NIKKEINETにてライブ中継されました。
日本経済新聞社様の学生囲碁王座戦HPはこちらから。棋譜再現をご覧いただけます。
「日経囲碁サイト 学生王座戦」
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